本丸の 八幡神社入り口近くにある
殉職消防組員招魂碑
消防組という言い方を
ほとんど耳にしたことがなかったのだが
江戸時代の火消しの組を継承した
言い方なのかもしれない
明治時代から昭和10年代までは
法律の上でも
消防組織をまとめて 消防組と表していたようだ
現在でも 消防署や消防団などの
消防に関わる組織に所属する人を言い表すために
消防組員という言葉が使われているのかもしれない
招魂碑の飾りは
火消しの 纏(まとい)と鳶口(とびぐち)
時代劇も少なくなったし
今の子どもたちが見て わかるだろうか
この石碑の台座部分の形状にも
何か意味があるのかもしれないが
残念ながら私にはわからない
この招魂碑の前では
毎年 慰霊祭が行われている